ご案内

歯の根元と顎の骨の間には、歯根膜という脳とつながるセンサーのようなものが存在し、噛むたびに脳細胞に刺激を加えることができるので、よく噛まない子どもは脳細胞が十分発達しないのです。 この説は動物実験でも証明されていて、ネズミを迷路の箱に入れてゴールにエサを置いた実験で、歯を抜いて育てたネズミだけが何度やってもゴールにたどりつけなかったのです。
同様の実験で、歯を抜いて育てた子ザルは何度やっても木に登れなかったというように、歯がなくなると脳細胞は活性化されなくなってしまうのです。 「よく遊び、よく学べ」ということわざは、遊ぶことによって筋肉がつき、噛む力も強くなって自然に脳にも刺激が行くことを、昔の人が実感として感じていたことを表しているのかもしれません。
脳細胞に刺激を与えるということは、子どものときにだけ関係するわけではありません。 年老いてからも、入れ歯で歯のない人に認知症の人が多く、自分の歯で噛める人には圧倒的に認知症の人が少ないのです。

少子化社会を迎えた現在、親としては、ひとりひとりの子どものためにできるだけのことをしたいとの思いから、矯正治療などもかなり早い時期から相談にいらっしゃいます。 矯正治療を行う時期については、相談に行く歯科医院によってそれぞれ異なるので、親御さんも戸惑うことが多いのではないでしょうか。
早い時期から子どもの矯正治療を行うことは、メリットとデメリットがあります。 まずメリットは、早い時期に治療することによって、子どもの骨格や筋肉などの成長に悪影響を及ぼさずにすむということです。
一方、デメリットは、子どものときに矯正治療をしても、大人の歯が生えそろったときに必ずしもきれいな歯並びになるとは限らないということです。 悪い歯並びのときは再度矯正治療をしなければならないので、トータルでの矯正の治療期間も長くなりますし、歯の弱い子どものときに長期間ブラケットをつけるのは、虫歯になる可能性が高くなることを意味します。
また治療期間が長くなると、その分、治療費も高くなって患者さんの経済的負担が増えることにもなります。 ここではまず、一般的に言われている典型的な不定愁訴の症状を、身体の部位別にあげてみましょう。
子どものときの悪い歯並びが、子どもの骨格などの成長に悪影響を与えるので、早い時期の治療が望ましいことなのか、あるいは永久歯が生えそろってから短期間で治療を終えたほうがいいのかは、患者さんには判断しにくいことであり、歯科医の適切な判断能力が問われるところです。 私は多くの噛み合わせ治療をしていますが、これらの不定愁訴については、治る率の高い症状と必ずしも治るとは限らない症状があるのも事実です。
このうち、かなり高い確率で治っているのは、耳鳴り、不眠症、眼の痛みなどで、その次に高い確率なのが、頭痛、手足のしびれ、生理痛、倦怠感などです。 逆に治りにくいのは、クリック音と呼ばれる、口を開けたときにする音で、数人にひとりぐらいは治療後にも残ることがあります。
そのほか腰痛なども、治療結果に個人差があります。 噛み合わせ治療に訪れる患者さんからの質問で多いのは、「私は、噛み合わせの治療をしなければなりませんか?」というものです。
噛み合わせに問題があるかどうかは、私はほとんどの場合、一見しただけで判断できますが、患者さんが悩んでいる主訴(患者さんが一番問題としている主観的な訴え)によっては100%治るとは断言できないこともあります。 たとえば患者さんの中には、本人は何も気にならないのに、「もし、噛み合わせが悪いようでしたら治療してください」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

たしかに、噛み合わせを正しくするのは体にとても大切なことですが、噛み合わせ治療はとても難しく、時間も費用もかかるので、簡単に、「さあ、噛み合わせの治療をしましょう」と始められるものではありません。 また患者さんにしてみれば、何か目に見えて改善したと実感できることがなければ、治療後に、「やっぱり治療してよかった!」とは思えないのではないでしょうか。
つまり虫歯を治療することと、噛み合わせ不良を治療することでは、根本的に次元が違う治療の問題なのです。 私が診断して理想的な噛み合わせだと思える人は、全体の数%もいらっしゃいません。
ほとんどの人は、大なり小なり噛み合わせに問題があったとしても、それなりに受け入れて生活をしています。 ですから当クリニックでは、患者さんが何かを求めて来院されたとき、その期待に十分応えられる場合にのみ、治療することをすすめているのです。
たとえて言えば、風邪や高熱があって早く治りたいという人は、痛くても注射をして早く治る治療法を希望されますが、できるだけ自然治癒力で治したいという人には安静にしてもらい、穏やかな効き目のクスリを処方するほうが喜ばれるというのに似ています。 このように噛み合わせ治療では、患者さんが何を治したいのか、どうなりたいのかということが、治療をする際にとても重要なのです。
最近注目されている「歯ぎしり」から体を守るためにも、正しい噛み合わせが大切です。 ひと昔前までは、歯ぎしりは噛み合わせの悪い人にだけ生じるものであり、噛み合わせ治療をすれば歯ぎしりは止まると言われていました。
事実、噛み合わせを治すことによって歯ぎしりの頻度が減ったり止まったりすることもありますが、完全に歯ぎしりが止まらないこともあります。 ここで念を押しておきたいのは、歯ぎしりをすること自体に問題があるのではなく、悪い噛み合わせで歯ぎしりをすることに問題があるということです。
噛み合わせのいい人や正しいスプリント(マウスピースのように歯形に合わせてつくり、就寝時に装着することによって、歯ぎしりなどによる筋肉や歯への害をなくすためのもの)を入れて歯ぎしりをした場合は、体や筋肉、歯、睡眠などに、ほとんど害はありません。 むしろ現在は、歯ぎしりにはストレスを発散させる大切な役割があり、歯ぎしりを止めさせようとすることは、ストレスを残すことになると言われています。
スプリントを装着していて顎が疲れるとか、スプリントの後ろのほうだけ穴が開いたりするということは、スプリントが顎を正しい位置に安定させていない可能性が高いのです。 正しいスプリントを入れたり、正しい噛み合わせをつくれば、浅い眠りも深くなり、朝起きたときの顎のまわりの筋肉の疲れなどの不快感がウソのようにとれるはずです。

ところで、睡眠には急速眼球運動を伴うレム睡眠と、レム睡眠でないノンレム睡眠の2種類があります。 浅い眠りのレム睡眠中に夢を見て、ぐっすり熟睡している状態がノンレム睡眠で、私たちの睡眠は、このレム睡眠とノンレム睡眠が90分単位で繰り返されています。
歯ぎしりや食いしばり、いびきなどは、浅い眠りのノンレム睡眠中に行われています。 100%一致するわけではありませんが、いびきをかく人の多くは歯ぎしりや食いしばりをするという統計が出ています。
噛み合わせの悪い人は歯ぎしりをする頻度が高く、そういう人の舌は沈下しやすいので、いびきをかきやすいと関連づけられます。



矯正歯科についての知識を高めてもらうためのサイトです。
矯正歯科情報に関するかしこい運用法をチェックしてください。
あなたにそっと教えます。矯正歯科について学ぶならこのサイトは外せないでしょう。

歯列矯正選びのサポートをいたします。
変化する歯列矯正に関する情報を見極め、信頼できる情報を厳選しました。
歯列矯正の価値ある情報を探してみてください。

歯科矯正についての詳細な情報を知りたいならおオススメのサイトです。
歯科矯正情報を多数比較しておりますので、一参考としていただければ幸いです。
今よりも歯科矯正を知りたいならご活用ください。